東京電力が8月9日に発表した平成23年度第1四半期決算によれば、売上高は7.2%減の約1兆1331億円、当期損失は約5717億円でした。
1株当たりの損失は、約357円です。
節電による売り上げ低下、原発事故処理や原発停止と石炭火力発電の増加によるコスト増が響いているようです。
自己資本比率も、10.5%から7.1%に低下し、このペースだと、年度末には債務超過に陥ります。
東電を叩くのもいいですが、政府は何らかの見通しを示さないと、関東地方の電気が本当に止まりますね。
関東の電気が止まるということは、日本の頭脳・心臓が止まるということですので、人ごとじゃないです。
ちなみに、今年度の通期業績見通しは不明とのこと。
半年先の、会社の状況が見通せない上場企業って一体・・・。
PR
トラックバック
トラックバックURL: