オリンパスの株価が500円割れから1200円超えに急回復しています。
オリンパスの中間決算が東証の期限内に出そうだとの観測が流れ、上場が維持される可能性が高まってきたことが理由のようです。
オリンパスの粉飾・損失隠し額は1348億円との報道がされていますが、その損失を処理するとなると、第1四半期決算では純資産が約1500億円ですので、純資産は約150億円程度になるはずです。
この場合、現在のPBRは20倍となり、非常に割高となります。
今回の事件が尾を引いて、来年も赤字決算が続いた場合、債務超過に転落する可能性も出てきます。
そう考えてみても、今の株価水準は非常に割高だと思います。
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