日本振興銀行系のクレスト・インベストメンツが倒産(民事再生法申請)、上場廃止となりました。
日本振興銀行系なので、倒産は時間の問題と思われていましたが・・。
クレスト・インベストメンツは、平成12年3月、製菓・製パン業界向けのサービスを行う目的でビービーネット(株)の商号で設立され、14年9月ナスダック・ジャパン(現JASDAQ)に上場した。
20年12月、日本振興銀行、中小企業信用保証機構(JASDAQ上場)ほかグループ5社間で業務基本合意を締結し、「中小企業振興ネットワークグループ」入りした。
これに伴い21年3月中小企業投資機構(株)、さらに22年11月には現在のクレスト・インベストメンツ(株)に商号変更していた。
日本振興銀行グループの業務停止命令により同行からの資金調達の見込みが断たれ、加えて赤字子会社による負担や経常赤字が続き債務超過に陥るなど財務諸表には「継続企業の前提に重要疑義がある」とする注記が行われていた。
また、資金調達の窓口であった日本振興銀行(株)の破綻から同行の当社債権は整理回収機構(株)に譲渡され、同社の対応方針によっては資金繰りに影響が与えられる可能性もあるなど信用不安が広がっていたところ、上場維持やコスト削減、外部資本の調達、債務圧縮などに努めてきたが7月末で債務超過回避の目処が立たなくなり、大証が定める上場規定に抵触する見込みとなっていた。
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