東証1部上場の橋梁(きょうりょう)建設大手のサクラダは27日、東京地方裁判所に破産手続きの開始を申請し、同日、開始決定を受けた。負債は約26億9000万円。
上場企業の破産は8月のシコー(東証マザーズ)に続いて今年6社目。帝国データバンクによると同社は明治28年創業の老舗。平成元年に東証1部に上場後、ピークの4年3月期に売上高296億円を計上した。しかし、公共工事の削減で経営が悪化した。
公共事業の減少に伴う受注減、売上高の減少が続いており、2013年3月期は2期連続の最終赤字の見通し。
東証はサクラダ株式を12月12日付で上場廃止にすると発表、11月27日から12月11日までは整理銘柄となる。
本日のサクラダの株価は、ストップ安の1円。
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