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流動比率とは


  流動比率とは、投資先企業の安全性を分析する一指標で、流動負債(1年以内に返済すべき負債)を流動資産(短期間で換金可能な資産)がどの程度カバーしているかを示す比率のことです。

 計算式 : 流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債

 流動比率が高いほど、短期的な資金繰りに余裕があることを示します。

 流動比率が100%以下であれば、短期的な支払のために、自己資本や長期負債が使用されていることになります。

 これは、今ある借金を返すために、また新たな借金をしなければならないことを意味します。

 この場合、新しくお金を貸してくれるところが見つからなければ、その時点でその会社は支払不能に陥り、倒産することになってしまいます。

 「2:1の原則」とも呼ばれ、流動比率が200%以上あることが安心の目安といわれています。

 日本の上場企業平均でみると全業種平均120%超、製造業平均で170%ぐらいです。

 基本的に、流動比率が高ければ安全性が高いと考えてよいのですが、流動比率が100%を割ると絶対に危険かというと必ずしもそうとはいえません。

 例えば、電力、ガス会社などは流動比率が低い事が多いのですが、回収は確実で現金化が早いビジネスモデルため、安全性は低くないと考えられています。 

 したがって、流動比率を分析するときは、業種・業態も見て、回収の確実性なども分析するとよいでしょう。


 

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